第2回 定例議会 6月16日~17日
令和3年第2回定例議会 補正予算6264万円の増額により会計予算総額56億8722万円
6月16日(水曜日)
7名による一般質問(青野 敏、舟根輝好、大石隆、片山兵衛、林川伸二、川原允、日下義朗)
一般質問要旨; 新型コロナウイルス感染症対策について
* 新型コロナウイルス対策行動計画について
* 新型コロナウイルス感染症対策の影響と検証について
※一般質問全文(PDF)はこちらからご覧いただけます。
6月17日(木曜日)
報告第1号~報告第4号 報告承認
議案第1号~議案第13号 原案の通り可決
同意第1号~同意2号 鷹栖町農業委員会委員の任命 原案に同意
諮問第1号 人権擁護委員の推薦 原案に同意
発議案第4号 鷹栖町議会会議規則の一部改正 原案に同意
意見書案第12号~意見書案第14号 原案の通り可決
決議案第2号 議員辞職勧告決議案 賛成4名 反対4名 可否同数により議長採決により可決
私は、議員辞職勧告決議には反対の立場で反対討論しました。
反対討論
議会報№183号掲載より
この度の議員辞職勧告について、私なりの見解を記載いたします。
印鑑登録カード発行にともない、「鷹栖町印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例」について、令和3年第2回臨時議会で可決されました。お二人の議員は可決された条例における条文の解釈等に疑義があるとの主張から、行政に対して公開質問状を提出し回答を求めたものであります。また、二度目の公開質問状の質問文において条例文の一部を改変した部分もあることから、行政との信頼関係が損なわれたものであります。
施行された条例文において、議員が疑義を持ち担当者や理事者に対して質問する事には何も問題はありません。また、公開質問状を提出する行為もダメとの決まりはありません。
しかし、本当に町民が理解できない、町民の不利益に当たる条例でありば猶更のこと、議員提案で条例の一部改正の提案を行う事が重要では無いのかと私は思います。
行政は提案権であり、議会は議決権があります。お互いが町民の福祉向上と安全・安心な行政を目指した取り組みはには変りはありませんので、最良の結果を求めた仕事が必要ではないでしょうか。
更に、地方自治法「議長は議員として議決に加わる権利を有しない」(第116条第2項)と定めている。議長は表決権は持たないが「可否同数のときは、議長の決するところによる」(同条第1項)と議長の裁決権を認めてはいる。しかしこの裁決権の行使にあたり、議長は現状維持に決する原則がある。此れは議長の中立公平の原則から派生したものであると私は理解している。よって今回の事案としては可否同数により否決が最良であったと考えている。更には、今回提出議員(副議長)と議長が賛成討論をするために議長席を入替てまで採決を行う行為はあってはならない行為である。
地方議会の在り方を確りと理解した行動が求められる!