鷹栖町議会議員 青野さとし 公式ブログ

[公式ブログ]鷹栖町議会議員 青野さとし

平成26年 第4回定例会  12月11日~15日

一般質問 (一問一答方式)  質問時間 45分間    答弁者  谷 寿男町長

 *本町の農業振興と鷹栖町農業振興公社の関わりについて   

 

* <農業振興公社の業務内容について>

Q,(質問) 今後の事業として農業振興公社ではトマトジュースの製造販売及びキュウリの選果事業に特化する考えいるのか。また、農業振興の中心的役割として本町の基幹産業である農業が、持続的で安定的な農業基盤を構築するために、それぞれの組織で行っている事業を集約して取りまとめる体制が必要であると考えるが、農業振興の目的として鷹栖町農業振興公社での事業として行う考えはないか、

1、農業経営の規模拡大、農地流動化対策の推進及                                2、農業経営の参入促進をするための農用地等の賃貸・売買に関する事業                3、農作業の受委託の促進など農用地の利用や効率化および高度化の事業                4、担い手の支援・育成・確保事業、農地を効率的に集積が図れる担い手対策事業            5、新規就農者確保や認定農業者育成                                     6、農業や就農に係る総合的な情報提供などを一元化して行う事業                    7、営農指導をはじめ農業全般に及ぶ調査・研究・開発                                           以上の事業等        

A、(答弁) 農業振興公社は設立当時から町の農業振興のセンター的な機能を期待されていましたが、当初の事業と公社を取り巻く環境が大きく変わり、本質的な検討や議論を進めてきたかと言えば不十分でありました。  大変重要な課題ですので慎重に進めたいと考えています。また、農業振興対策を一元化して取り組む体制は非常に需要なことですが、現在の「農政関係幹事会」等を通じて関係機関が連携して取組んで行く考えでいます。

 

Q、(質問) 「農政関係幹事会」の組織は、町・JA・農業委員会・普及センター・農業振興公社の各担当者で組織しているが、この中には大事な生産者組織が抜けている。 また様々な情報や施策等に対してお互いの連携や対応策を協議して早急に課題や問題を解決する事も重要であります。さらに、農地を一時保有する事が出来る組織としても、鷹栖町農業振興公社が最適な組織であると考えるがどうでしょうか。

A、(答弁) 農政幹事会は行政機関と経営農業機関が主体での形成となっていますが、その他として農業振興対策協議会がありますが、今後の課題としてどの様な組織が良いのか検討していきます。

 

*農業生産者バンク(仮称)の設立について

Q、(質問) 国営事業や農地集積事業などにより、今後の営農は大規模経営が進んで行く中で、小規模農家での稲作生産は縮小される現状ではないかと考えます。このことから新たに(仮称)農業者生産バンク等の組織を設立して大規模化や高齢により稲作農家を離農する方々に登録者になっていただいて、野菜等の集積農地を確保して原料トマトの生産をしてもらうことについて町長の考えは。また、この施設を町民が憩う場所として活用する町民サロン的な位置づけとしては。

A、(答弁) 「農業者生産バンクを組織し、野菜集積農地の確保」の考えについては、今後の農村地域のあり方を考える上で、国営事業区域内に限らず、地域の維持、住民の所得や雇用の確保など、農業だけではなく町全体から考えても、非常に重要なことと考えてございます実施にあたっては、場所や費用負担など解決しなければならないさまざまな課題等も想定されますが、今後、関係機関・団体や地域の農業者の方と充分討論を重ねていく考えです。また、モデル的に実施することも視野に入れ検討したいと考えてございます。更に、生きがいづくりという面も含めた働く場所としての農家という取り組みもできないかなと、それらも含めて地方創生の計画の中で組み合わせていくことも重要だなと思っています。

 

*水耕栽培の活用は

Q、(質問) トロ箱養液栽培システムや少量土壌培地耕などの新しい技術を取り入れた施設を整備して原料確保に取り組む考えはないか。

A、(答弁) トロ箱栽培・少量土壌栽培双方の事業化に向けた検討を進めておりますが、特にトロ箱栽培の場合は田植後の定植になるため、それまでの間の苗木の管理方法について検討が必要になりますが、原料トマトの確保と農業者の経営安定に努めていきたいと考えています。

 

加工場稼動の柔軟な対応

Q、(質問) 原料の生育が早まった時に、加工場の稼働を早め原材料を有効に使う対策を行政として指導ができないか。 さらに、近年では鮮度や品質を維持する高性能の急速冷凍機などの開発が進んでいるが、このような技術を研究して原材料確保の課題を解決しては。

A、(答弁) 工場を稼動するには最低数量も必要ですし、集荷体制や作業員の調整もありますので、柔軟な対応は容易ではないと思ってございます。公社の中での協議・決定事項になるということでご理解をお願いしたいと思います。また、「急速冷凍機」の活用でございますが、今年、四季の里において、冷凍保存したトマトで2回ほど試験的に加工を行ってございます。解凍方法によって「品質・量」ともに大きく左右されましたので、解凍方法や煮込み時間等、作業工程について、まだまだ研究が必要な状況でありますが、トマトの有効活用として,当面は四季の里における加工等を主に検討したいと考えています。

 

* トマトジュース「オオカミの桃」のラベル表示について

Q、(質問) 全国的に鷹栖町を宣伝することができる大事な特産品としてのオオカミの桃があります。しかし今年から原料の原産地表示で疑念を与えるということで、ラベルから「たかす」の文字を取ったということですが、今後の様々な施策を展開することによって、町内の農家の方だけで原材料を確保することができれば、たかすの表示を入れる事についての問題を解決する一番の方策ではないかと思いますけれどもどうでしょうか。

A、(答弁) 「ラベル表示」については、町内の作付農家数の減少に伴い、また、あさひかわ農協、たいせつ農協からの要望もあり、過去数年来、農業振興公社の中で議論されてきました。昨年、原料トマト部会・協議会からも正式な要望を受け、12月の取締役会議において、原料単価の引き上げと、町外作付けという大きな方向転換を決定した経過でございます。  また、現行の買い取り単価を維持するためにも生産量の確保が絶対必要であり、町内生産だけに限定することは難しいと考えています。

  2015/01/10   青野 敏